第46号 韓国邸丘の地下鉄惨事に想う
2003年6月16日 14時12分坂 清次 <(株)三菱総合研究所>
(その2 北陸トンネル内列車火災事故)
(その2 北陸トンネル内列車火災事故)
韓国の地下鉄事故は、密閉空間といえる地下4階で起きている。司令室の状況の過小判断、対向車が通過せず駅で停止し、なおかつ鍵をかけてしまったことなど的確な判断、指示、行動がとれていないことが惨事の原因であろう。
連日,いろいろな事件・事故が発生しています。いろんなところで,海,山,川,空,電車の中でも。日本中,安全な場所はないと思われるほどです。本会は,各種災害の知識および技術の向上と普及により産業の発展および社会の福祉に貢献することとしています。私たち普及委員会では,セミナーや講演会を企画・実施してきましたが,事件・事故の発生が多岐にわたっていることから「専門家の目線から,地域住民や市民の目線にたった」企画も必要ではないかと感じています。そのためには,私たちから情報の発信をまず行い,見ていただいた方からご意見や要望を聞かせてもらう必要があるとの認識に立ち,メンバーが交代で日々の生活や事件・事故で感じたことをありのままに綴ってみようということになりました。
メンバーは大学の先生から企業や研究機関の研究者,企業の安全・保安の担当者等さまざまです。勝手ながら,ここでは,所属する団体とは離れて個人の立場で自由に発言します。また,本会の見解を表明しているわけではありません。皆様方の忌憚のないご意見・ご感想をお寄せ下さい。