感染症等の状況により、開催場所や開催形態に変更が生じる可能性があります。各行事の詳細につきましては、変更があり次第、随時更新いたします。
安全工学会開催行事
2012年4月25日(水)~26日(木)
化学会館 501B 東京都千代田区駿河台1-5 TEL:03-3292-6246 (JR 御茶ノ水駅 徒歩3分、地下鉄丸の内線 御茶ノ水駅 徒歩5分)
4月25日(水) | |||
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13:30~15:00 | 事故防止のための安全文化の創造と実践 慶應義塾大学 SDM研究科 教授 高野 研一 氏 近年、事故防止を確実に進めるには、個人・職場・組織のすべてのステージで安全に対する価値共有を土台とした安全文化の醸成が必要とされている。ここでは、安全文化の概念の整理と位置づけ、特に、積極関与(コミットメント)、動機着け(モチベーション)、相互理解(コミュニケーション)、危険認識(アウェアネス)について解説し、それらを実践するための具体的方策について述べる。 | ||
15:15~16:45 | 科学産業におけるリスクスペース安全とその方策 有限会社 システム安全研究所 高木 伸夫 氏 欧米においては危険物質を大量に取り扱うプラント安全にあたりリスク概念を取り入れた多様な手法が開発され、また、規格化・標準化が進んでいる。これらリスクベースアプローチの現状を紹介するとともに、化学産業の安全確保にあたっての方策、危険源特定にあたってのHAZOP手法の基本手順などを紹介する。 | ||
16:30~17:30 | 親睦会 |
4月26日(木) | |||
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9:15~10:45 | 航空の安全マネジメント 現状と課題 株式会社日本航空整備本部 副本部長 酒井 忠雄 氏 1985年8月12日にジャンボ機が群馬県の御巣鷹の尾根に墜落して四半世紀が過ぎた。この事故を安全の原点として日本航空は日々安全運航に努めてきた。2005年3月17日に国土交通省から出された事業改善命令を契機に、社外識者による安全アドバイザリーグループを設置した。その提言書の中に「安全の危機は経営の危機であり、経営の危機は安全の危機である。」との一文がある。2004年の「安全の危機」を何とか乗り切ったが、2010年1月19日に経営破綻、まさに「経営の危機」であった。再び「安全の危機」を招かないためのJALのこれまでの取り組みと、併せて航空の安全対策に関する世界の動向についても簡単にお話します。 | ||
11:00~12:30 | 医療安全確保への組織的取り組み 練馬総合病院 副院長 柳川 達生 氏 医療の安全確保のためには、医療の質向上の観点からの組織的取組みが必要である。我々は未然防止の手法であるFMEA、事後に要因や原因を追究するRCA手法を活用して安全対策を行っている。また医療の質向上活動を16年間実践し組織をあげて業務改善に取り組んでいる。これら当院の取り組みを中心に他の組織の安全確保・質向上の取り組みも紹介する。 | ||
12:30~13:30 | |||
13:30~15:00 | 組織における安全活動に対する意識・理解の向上 慶應義塾大学 理工学部管理工学科 教授 岡田 有策 氏 安全管理上、重要な問題を呈するヒューマンエラーについて、組織におけるマネジメントという観点からお話しします。組織内でヒューマンエラー防止活動を円滑化させるためには、トラブル防止という目的を越えて、安全・安心という企業価値を創造させるという点に変化させていくことが重要です。このような観点で、安全活動を実施している組織の紹介を通じ、現場駆動型の安全活動の解説を行います。 | ||
15:15~16:45 | 自律的な安全管理を目指して -ある建設作業現場での取り組みを例に- 関西大学 中村 隆宏 氏 様々な要因が混在し常に変化し続ける現場の安全管理は、決して容易なものではない。現場にとって実践的かつ効果的対策を現場全体で展開することは理想だが、これを実現する手がかりはどこにあるのだろうか。建設作業現場における試行的な取組み事例を取り上げ、これからの安全管理の課題とその解決策について考察する。 |
?今回は参加者の方の情報交換などをねらいとした簡単な親睦会(会費¥1,000)を
25日(木)の講習会終了後、開催いたします。
ふるってご参加下さい。(※ 会費は当日の徴収とさせていただきます)
〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町3-5-2 安全工学会 TEL:03-6206-2840 URL:http://saas01.netcommons.net/jsse2004/ FAX:03-6206-2848 E-mail:jsse-2004@nifty.com
30名
会員 30,000円 非会員 36,000円
聴講ご希望の方は、ホームページのオンライン催物申込または下記参加申込書に申込方法を記入しFAXまたは郵送でもお申込みができます。申込期限は 4月6日(金) です。
開催案内_申込書ダウンロード>>(準備中)
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安全工学会
〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町3-5-2 アロマビル6F
請求書について
参加費の請求書はPDFをメールに添付してお送りしますので、ご対応の程お願いいたします。
* PDFデータの請求書も法的に効力があります。
* 請求書は順次PDF版に切り替えていきます。
* 紙ベースの請求書が必要な場合はお申し出ください。
領収書について
学会名義の領収書は発行しておりません。銀行または郵便局でお支払いただいた時の「ご利用(振込)明細書」「払込受領(証)書」を以って、領収書に代えさせていただきます。
- 金融機関発行のものが税法上も正式な領収書としてご利用いただけます。
- 当学会の領収書が必要な場合、領収書の二重発行を防ぐため、振込明細書の原本を当学会まで返信用封筒(切手代はご負担ください)をご同封の上、郵送してください。折り返し領収書を発行しお送りします。領収書の日付は当学会の入金日となります。但し書きには「振込にて」と記入いたします。原本のご返却はいたしかねますので、ご了承ください。
振込に際して
<お願い>
請求書No.を「社名」の前にご入力ください。
請求書No.を入れられない場合で、法人格が前にある場合は、振込人名を省いてお振込みくださいますよう、お願いいたします。