「セーフティー・はーと」を始めるに当たって

連日,いろいろな事件・事故が発生しています。いろんなところで,海,山,川,空,電車の中でも。日本中,安全な場所はないと思われるほどです。本会は,各種災害の知識および技術の向上と普及により産業の発展および社会の福祉に貢献することとしています。私たち普及委員会では,セミナーや講演会を企画・実施してきましたが,事件・事故の発生が多岐にわたっていることから「専門家の目線から,地域住民や市民の目線にたった」企画も必要ではないかと感じています。そのためには,私たちから情報の発信をまず行い,見ていただいた方からご意見や要望を聞かせてもらう必要があるとの認識に立ち,メンバーが交代で日々の生活や事件・事故で感じたことをありのままに綴ってみようということになりました。


メンバーは大学の先生から企業や研究機関の研究者,企業の安全・保安の担当者等さまざまです。勝手ながら,ここでは,所属する団体とは離れて個人の立場で自由に発言します。また,本会の見解を表明しているわけではありません。皆様方の忌憚のないご意見・ご感想をお寄せ下さい。

セーフティー・はーと

第131号 地震津波災害の大きさに圧倒されての雑感

2011年3月22日 14時48分

西 晴樹 <消防庁消防大学校消防研究センター> 2011年3月22日掲載
2011年3月11日、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震が発生しました。

第130号 親切な案内と産業保安

2011年2月18日 14時47分

高木 伸夫 <システム安全研究所> 2011年2月18日掲載
初めて日本に来た外国人が、日本には標識が多いのに驚くということを聞いたことがある。

第129号 安全・不安な社会

2011年1月20日 14時45分

大久保 元 <株式会社 エックス都市研究所> 2011年1月20日掲載
最近は「安全・安心な社会の確立」とか「安全・安心な社会の構築」とか「安全・安心」というキーフレーズがよく使われているように思いますが、私はやや違和感を覚えます。

第128号 ノーベル 安全工学賞

2010年12月6日 14時44分

岡田 理 <三井化学株式会社> 2010年12月6日掲載
2010年 ノーベル化学賞を鈴木先生、根岸先生が受賞され、日本に明るい話題が走った。両先生は、出身校などで講演をされ、研究に対する情熱などを語られている。

第127号 安全・安心

2010年11月8日 14時42分

飯塚 義明 <有限会社 PHAコンサルティング> 2010年11月8日掲載
「安全・安心」はここ数年いろいろな場面で目にし、耳にもする。

第126号 組織文化の効用!

2010年8月18日 14時40分

高野 研一 <慶応義塾大学> 2010年8月18日掲載
事故を減らすためには、何が必要か、日々安全担当者は頭を抱えているかも知れない。

第125号 "安全の反対"を考えると見えて来るものは

2010年1月20日 14時39分

松倉 邦夫 <安全工学会 事務局長> 2010年1月20日掲載
はじめるにあたり簡単に自己紹介をさせていただきます。

第124号 化学事故と安全操業への経営者の責任

2009年11月5日 14時37分

若倉 正英 2009年11月5日掲載
21世紀に入っても化学物質による大事故が発生し、
市民や事業所周辺の環境に甚大な影響を及ぼす事例も少なくありません。

第123号 残留リスクと危機管理

2008年9月19日 14時35分

大谷 英雄 <横浜国立大学大学院環境情報研究院> 2008年9月19日掲載
まだ私自身の理解が混乱している面もあると思うが、以下は頭を整理する意味で書いてみたものである。

第122号 事故情報をどう活かすか

2008年2月18日 14時33分

板垣 晴彦 <(独)労働安全衛生総合研究所> 2008年2月18日掲載
ガス湯沸かし器やシュレッダーでの製品事故などが契機となって昨年5月に消費生活用製品安全法が改正された。