「セーフティー・はーと」を始めるに当たって

連日,いろいろな事件・事故が発生しています。いろんなところで,海,山,川,空,電車の中でも。日本中,安全な場所はないと思われるほどです。本会は,各種災害の知識および技術の向上と普及により産業の発展および社会の福祉に貢献することとしています。私たち普及委員会では,セミナーや講演会を企画・実施してきましたが,事件・事故の発生が多岐にわたっていることから「専門家の目線から,地域住民や市民の目線にたった」企画も必要ではないかと感じています。そのためには,私たちから情報の発信をまず行い,見ていただいた方からご意見や要望を聞かせてもらう必要があるとの認識に立ち,メンバーが交代で日々の生活や事件・事故で感じたことをありのままに綴ってみようということになりました。


メンバーは大学の先生から企業や研究機関の研究者,企業の安全・保安の担当者等さまざまです。勝手ながら,ここでは,所属する団体とは離れて個人の立場で自由に発言します。また,本会の見解を表明しているわけではありません。皆様方の忌憚のないご意見・ご感想をお寄せ下さい。

セーフティー・はーと

第111号 安全構築の大障害となる“ズルズル感”

2007年4月13日 14時03分

野口和彦
事故や不祥事が繰り返される状況を見るにつけ,ため息がでるのを禁じえない。

第110号 安全のタテとヨコ

2007年3月21日 14時02分

坂下 勲 <坂下安全コンサルタント事務所>
安全を丸ごとでなく,漁網にならって,タテ糸とヨコ糸に分けてみる。

第109号 本質を看る

2007年3月1日 14時00分

西 茂太郎 <練馬区在住>
ひょんなことから料理研究家の辰巳芳子氏の講演を聞く機会に恵まれました。「最近は独りで料理することも増えたので・・・・」と軽い気持ちで出かけました。

第108号 たった1回

2007年2月8日 13時59分

中村 順 <科学警察研究所>
粉じん爆発にしても,金属の疲労破壊にしても,安全工学の中で重要事項として,研究もされ,解説書も出ている。それにもかかわらず最近,粉じん爆発やジェットコースターの事故が起こった。

第107号 技術の伝承と標準化

2007年1月12日 13時57分

高木伸夫 <システム安全研究所>
2007年問題がいわれて久しいが2007年も既に5月に入った。現場ではどのような状況なのであろうか。

第106号 事故再発防止のためのプロセス安全管理

2006年4月28日 13時56分

島田行恭 <労働安全衛生総合研究所>
前回84号にて「同じ事故を繰り返さないために」と題して,安全管理に関わる研究を行っている者としての思いを書きました。

第105号 安全工学会の活動

2006年4月16日 13時54分

小川輝繁 <本会副会長>
安全工学会の副会長を拝命して,1年弱になりますので,安全工学会の活動について私見を述べさせて頂きたいと存じます。

第104号 事故の後始末

2006年3月10日 13時53分

岡田 <三井化学>
関東では桜が咲き,何か気持ちが高ぶるのは私だけでしょうか? 入学や転勤,異動などもあり,生活が大きく変わる時期でもあります。

第103号

2006年3月1日 13時51分

飯塚義明 <(有)PHAコンサルティング>
総合化学会社の開発研究部門で30年間「安全評価技術の開発」と「開発部門や生産部門の技術支援」に費やした。

第102号 安全第一主義 というけれど

2006年2月20日 13時48分

若倉正英 <神奈川県産業技術センター>
しばらく間があきましたがセーフティーハートを再開させていただくことになりました。